【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

血めぐりは、性別や年齢によって違う?

Q

血めぐりには、男女差や年齢差ってあるんですか?

(20代後半男性)

A
もちろん差はあります。
まず、女性と男性では筋肉量が全然違いますから、血管の量も違います。であれば当然、血めぐりも違ってきますよね。 それと、骨盤臓器の違いも大きくあります。

男性は子宮がない分、骨盤のうっ血が起こりにくく、子宮がある女性は起こりやすい、ということがあります。女性は臓器が多い分、スペースが狭くなり、血管系も複雑になるからです。

 

年齢によってももちろん違います。
血管は加齢とともにだんだん硬くなり、細くなっていきますから、血めぐりも年齢とともに悪くなっていきます。そして、血圧も上がっていきます。
血管が硬くならないようにするには、メタボリック症候群にならないための予防策をしましょう。
予防策とは、生活習慣を見直し、食事や運動に気をつけて、悪玉コレステロールを上げないようにする、などなど。メタボリック症候群は、血管の老化を早めてしまいます。

 

血液そのものも、年齢によって違います
白血球を構成するリンパ球と顆粒球の比率が、大人と子どもでは異なるのです。子どもはリンパ球の方が多く、大人は顆粒球の方が多い。だから、子どものアレルギーなどは、この比率がスイッチするときを目指して治療していけば治る、ともいわれています。

男女の血液の違いは、赤血球中のヘモグロビンの量によります。女性のほうが濃度が低いのです。
ヘモグロビンは固形成分ですから、濃度が低いほうがサラサラになります。女性には生理があるため、ヘモグロビンが少なくなりますが、その分、血液はサラサラともいえます。
また、女性のほうが、メタボリック症候群は少なそうですし、寿命も男性より長い。女性の血管、血液のほうが元気なのかもしれません。

一方、男性に比べ、女性のほうが体脂肪率が高く、身体に対する血管の割合も少ないから冷え性にもなりやすい、という面もあります。そうなると、男女の血めぐり対決は…五分五分で引き分けというところでしょうか。
そうはいっても、やはり男性のほうが弱いかもしれません

 

男女の性差については、最近の脳科学分野でも研究が進んできています。今後は、さまざまな医療現場で男女の性差を考慮に入れた治療が行われていくことでしょう。同じように、血めぐりも男性と女性ではケアの仕方が多少異なる、ということになっていくのかもしれません。

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