【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

男性でも冷え性(冷え症)になる?

Q

最近身体の末端が冷えているように感じるのですが、男性でも冷え性(冷え症)になりますか?

(30代男性)

A
もちろん男性でも冷え性(冷え症)になります! 現代の日本はストレス社会。ストレスは末梢の血管を収縮させるため、末端が冷えているという方はかなりいるんですよ。

腰痛肩こりなどの症状に悩まされているけれど、冷えを感じていないという男性の患者さんに湯たんぽをすすめてみると「こんなに気持ちがいいとは知らなかった!」と、手放せなくなる方がいます。このように冷えを自覚している男性は少なく、病気になるまで気づかない人も多いようです。

東洋医学には腠理(そうり)という言葉があります。私たちの身体は“気”が自由に出入りし、体内をぐるぐると流れている。そして温度や環境といった周囲の変化に応じてフタのようなもの(腠理)を開閉し、身体から“気”を出し入れするという考え方です。身体の弱い人は、そのフタ(腠理)が開きっぱなしになっているため、“気”=エネルギーが全部出て行ってしまうのです。
なんと、汗も“気”の一種。汗をかくとエネルギーを外に出すことになり、身体が冷えてしまいます。一般的に、男性は「汗っかき」「暑がり」「体温が高い」という印象がありますが、実は身体の内部が冷えていることが多いのです。男性に多い動脈硬化性の病気は、血めぐりの悪さも原因のひとつ。だから、暑がりの人は寒がりでもあり、体温が低いのです。

さて、生まれたばかりの赤ちゃんは体温が高いもの。しかし、人間は亡くなると、その体温がどんどん低くなっていきます。そう、人間は生まれてから死に向かって徐々に体温が低くなっていくものなのです。ですから、冷えを防ぐことが老化や病気を防ぐことにつながる、ということもできるかもしれません。
ストレスが多く「冷え性(冷え症)かもしれない」男性の方々には、そのことを詳しく解説した『心もからだも「冷え」が万病のもと』(川嶋朗、集英社新書)をおすすめいたしますので、ぜひとも参考にしてください。

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