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末端冷え性(冷え症)の判断基準とは?

Q

体温が35度台だと低体温で危険!という話をよく聞きます。
とくにつま先などが冷える末端冷え性(冷え症)の場合、身体の表面温度が何度以下という基準ってあるんでしょうか?

(30代前半女性)

A
体温には個人差があります。とくに指先や足先などの末端は個人差が激しいのです。
ですから、一概に何度以下とは言えませんが、目安となる温度はあります。

身体の表面でも、温度が比較的安定しているといわれるのがお腹の表面です。お腹の表面温度は、腋の下より2度低いくらい、平均で34~35度くらいになります。これが32~33度になると夜に寝付きにくくなるといわれています。

足背(足の甲)の表面温度は、さらに低くなります。冷えの自覚がある27~42歳の女性を対象に行った実験結果をご紹介しましょう。
まずは、室温を23度(±1度)に設定した部屋で、素足の状態で座ってもらいます。
30分経過した後に、足背は何度になるか測定してみました。
その結果、平均28±1.9度となりました。

 

実は、ウーマンウェルネス研究会でも、表面温度計で実験しています。その結果、冷えを実感している人は29度、あまり感じていない人は、30~32度という数字がでました。
個人差はありますが、目安として、足先の温度が常に30度を下回るくらいなら、「冷えている」といっていいと思います。
もちろん外気の温度にも影響を受けますから、室温がもっと低ければさらに下がることになります。この数値は、あくまでも目安です。

とはいえ、表面温度計は、一般家庭にはあまり常備されていません。
ですから、普通の体温計で測った腋の下の体温が35度台ならば、足元の表面体温は30度を下回っている、と考えていいでしょう。
理想の体温は36度台後半です。

この体温を維持するためには、血めぐりをよくし自分の体内で熱をつくれるようにすることが大切なのです。

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メディア掲載情報

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