【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

冷え性(冷え症)と血液の温度は関係している?

Q

血液が末端まで循環していないと末端冷え性(冷え症)になるという話を聞いたことがありますが、血液自体の温度が低いということもありますか? その場合、血液の温度を上げる方法もあるのでしょうか?

(30代前半女性)

A
体温の低い人は、血液の温度も低いといっていいでしょう。基本的な血めぐりケアをしっかりして、血液の温度を一定に保つようにしましょう!

末端の血液の温度は外気の影響を受けやすいので、気温が低ければ少し低くなっているはずです。逆に、気温が高ければ少し上がると思います。
そしてそれは、体内の温度を維持するために、寒ければ血管を収縮させ、暑ければ弛緩させるということにも関係しています。

とはいえ、それも±1度くらいで、2度も3度も上下することはありません。また、体内の器官によって、そこを流れる血液の温度は変わります。全ての血液が、同じ温度で身体の中を流れている、というわけではないのです。

たとえば、心臓は血流がとても多いため、温度は高くなるでしょうし、太い血管にも温度の変化はあまりありません。
しかし、末端の毛細血管は、そもそも血液の量が少なくなりやすい上に、外気の影響を受けて温度が低くなりがちです。ですから、足先や指先が冷たくなるのです。

体内の血液の温度をできるだけ一定に保つには、血液の緊張と弛緩が正しく機能して自律神経がしっかりと働くことが大切です。

自律神経のバランスが悪いと自覚している場合は冷たい飲み物や食べ物を控え、身体を冷やさないようにしてください。
そして、「お風呂にゆっくり入る」「湯たんぽや温熱シートで身体を温める」「軽い運動をする」という基本的な血めぐりケアを心がけていきましょう。

また、末端が冷えていると感じたときは、太ももを温めることも効果的です。実は、太ももは血流が多いところ。座っているときに、膝の上に湯たんぽをのせておくと、効率よく全身が温まります。
または腰を温めてもいいでしょう。自律神経の中枢は背骨にあるので、腰から背骨を温めると効果があります。

なによりも大切なのは、身体を温めること。
オフィスや電車の冷房の中で長時間動かずに座ったままだと、いつのまにか身体が芯から冷えていることがよくあります。
身体を温めることで身体に悪いことはまずありません。末端の冷えを自覚している人は、ぜひ血めぐりケアを実践してください。

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