【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

緊張すると血めぐりはよくなるの?

Q

好きな人に会ったり、大勢の前で何かを発表したりするときなどに、ドキドキして顔が赤くなってしまいます。
これって緊張して血流が活発になり、血めぐりがよくなっているということですか?
でも、血めぐりをよくするにはリラックスしたほうがいいんですよね?

(20代後半女性)

A
恋愛には不思議なことがたくさんありますよね!好きな人に会うと、なぜ顔が赤くなるのでしょうか?
意外なようですが、実は「恋愛はストレス」なのです。

恋をすると、女性ホルモンや脳の中の快楽ホルモンであるドーパミンが分泌されます。
ドーパミンが分泌されると、交感神経が優位になるため、身体は緊張、興奮状態になります。

それに、恋愛中は癒しや安らぎを与える物質のセロトニンが極端に少なくなります。しかも、それはパニック障害のときと同レベルくらいになるとさえいわれているのです。また、副腎皮質ホルモンの値も上昇するということが最近の研究でわかってきました。副腎皮質ホルモンは、ストレスを受けると分泌される物質で、やはり交感神経を優位にします。

好きな人に会うと、交感神経が緊張した状態になりますから、当然、血めぐりは悪くなっています。ですから、ドキドキして顔が赤くなっても、手足は冷たいはず。

顔が赤くなるのは、更年期PMSの症状である、「のぼせ」や「ほてり」と同じ。緊張して血が頭に上ってしまい、下におりてこなくなるのです。

 

「最近の若い人はあまり恋愛に積極的ではない」という話をよく耳にします。
その理由は、ストレス耐性が弱くなっていて、ストレスになりそうなことを無意識のうちに避けているからではないか、とも考えられます。
でも、「ストレス」といっても、よいストレスもあります。そもそも、ある程度のストレスは身体にとって必要なのです。

 

ですから、恋愛はストレスだ、といっても恋愛が身体に「悪い」というわけではありません。恋愛すると、女性ホルモンの分泌が増えます。だからこそ、「恋するとキレイになる」といわれるんです。要は、恋愛によって出るいろいろなホルモンのバランスが大切なんです。
また、交感神経が優位になるということは、喜びやワクワク感などの感情が豊かになるともいえます。
恋愛初期段階は、たしかに興奮した状態かもしれません。でも、長く付き合ううちにリラックスできるようになれば、血めぐりもよくなるかもしれません。

 

ところで、ドキドキして顔が赤くなってしまったら…。
深呼吸することをおすすめします。
吸うよりも「吐く」ことを意識して、息を長めに吐いてみましょう。息を「吐く」ことによって、副交感神経を優位にすることができます。

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