【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

30代でも更年期になる?

Q

歩いていると突然顔がカーッと熱くなって、汗が吹き出ることがあります。
年齢から考えると、更年期にはまだ早いと思うのですが、私のような年代でも起こりうることですか?

(30代後半女性)

A
本来の更年期は、50歳前後です。
でも昨今は、「若年性更年期」「プチ更年期」ともいわれ、30代~40代女性にこうした症状が増えてきているようです。

更年期になると、女性ホルモンが低下してきて交感神経が優位になり、下垂体から「ガンバレガンバレ」という指令が出ます。そうすると、甲状腺ホルモンやアドレナリンなども一緒に分泌され、血管を締めたり、汗を出したり熱を上げたりします。
「のぼせ」が起きるのはこのため。血管が締まっていて血めぐりも悪いので、下半身が冷えているのも特徴です。
単なる夏の「暑さ」と、こういったカーッとなる「熱さ」の違いは、ここにあるのです。
「暑い」だけなら、全身の血管が開き、熱を放散しようとします。
でも、「のぼせ」の場合は、上の方だけが熱くなり、下半身は冷えている。汗をかくのも上の方だけで、その汗はサラリとしたものではありません。皮脂や塩分が多くて、ニオイもきつい、じっとりとした汗です。

この症状が、30代でも起きるということは、自律神経が弱いからです。まわりの環境に適応せずに、自律神経がきちんと働いていないということです。交感神経が優位になれば、本来なら副交感神経もちゃんと働いて、そのバランスがとれるはず。でも、その調節がうまくいっていないのです。

原因として考えられるのは

  • 身体を過剰に保護する環境
  • 過度なダイエット
  • 喫煙
  • 不規則な生活習慣

などでしょう。

これらがホルモンのバランスに影響し、自律神経を狂わせています。
この悪循環を断ち切るには、もちろん血めぐりをよくする生活にしていくことです。

 

つまり、ホルモンをきちんとつくれるような身体、交感神経と副交感神経とがいつでもスイッチできるような身体をつくっておくことです。
カーッとのぼせたときにすぐできる対処法としては、下半身を温めること。
顔が熱いから冷やそうとして、冷たいものを飲んだり、冷房の温度を下げたりすることは逆効果。温かいものを飲む、好きな音楽や香りを楽しむ、など身体をリラックスさせて、血めぐりをよくしていきましょう!

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