【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

腰痛と血めぐりって関係ある?

Q

冷え性(冷え症)や肩こりが血めぐり不良から起こるのはなんとなく理解できます。
でも、腰痛は、重いものを持ったときに起こりやすいと思うので、血めぐりに関係しているとしたら、それはなぜなのでしょうか。

(20代女性)

A
腰痛も肩こりと同じメカニズムです。ただ、腰痛にもいろいろあって、血めぐりとは関係ないものもあるんですよ。

血めぐりとは関係ない腰痛とは、「いわゆる器質的なもの」。
たとえば、整形外科的な変形による、椎間板ヘルニアや脊柱間狭窄症などの病気、長年にわたる骨盤や背骨のゆがみなどからくるものについては、血めぐりとは関係がないといえるでしょう。

ただ、一般的な腰痛の多くは

  • 筋肉疲労
  • 腹筋と背筋のアンバランス
  • 血流が少ないこと

などを原因としています。

血がめぐらない状態を、疎血(そけつ)といいますが、人間の身体は、疎血状態になると痛みが生じるのです。
たとえば、手の指をきつく縛ったとします。そのままずっと放置しておいたら、縛った先に血が通わなくなって、非常に痛くなるのはわかるでしょう。これは極端な例ですが、血流が少ないことは、痛みにつながります。

 

腰痛にも同じことがいえます。
筋肉というのは、血流が多い臓器。ですから、血流が少なくなれば痛くなります。また、腹筋と背筋のアンバランスから起きる腰痛なら、筋肉をバランスよく鍛えて整えなくてはいけません。筋肉の血めぐりが悪いと、これを整えることができないのです。
筋肉疲労による腰痛の場合も、疲労物質である乳酸や老廃物を排出しないといけません。でも、血めぐりが悪いと、いつまで経っても老廃物が出て行ってくれないのです。

このような理由から、やはり血めぐりは重要なのです。
対処法としては、血めぐりの基本「温めること」が必要です。痛くなってから対処するのではなく、痛くなる前から予防として温めるのもおすすめ。
一日中運動すると、翌日には必ず腰が痛くなる、という場合は、蒸気が出るタイプの温熱シートを事前に腰に貼っておくとよいでしょう。

 

ふだんあまり運動しない人が、たまに休日に運動したり長時間歩いたりする場合は、ぜひとも事前に温めるという方法を試してみてはいかがでしょうか。

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