【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

PMS(月経前症候群)になるのはなぜ?

Q

最近雑誌などで見かける「PMS」も血めぐりと関係がありますか?
どちらかというと私は生理痛よりも「気分がふさぎこむ、頭痛がする」といったPMSがつらいんです。なぜ、このような症状が出るのでしょうか?

(20代後半女性)

A
「PMS」つまり月経前症候群のことですね。「PMS」には個人差があります。
もちろん、血めぐりとも関係がありますよ!

まず、生理周期のお話をしましょう。
卵胞期は、エストロゲン(女性ホルモン)が増えてきて、排卵を迎えます。
排卵すると、卵子から今度はプロゲステロンが出てきます。これを黄体期といいます。この時期に、不安が増強される物質と不安が軽減される物質の両方が出ます。

 

PMSが強い人というのは、体質的にこの不安増強物質が多いのでしょう。
また、黄体期は、エストロゲンが減るわけですから、更年期と同じメカニズムになります。不安を抑えてくれるセロトニンという物質の量も低下するため、イライラしたり、落ち込んだりといった精神的な症状が出てきます。

 

さらに、ホルモンバランスが悪くなることで、自律神経系にも変調をきたし、交感神経系が極度に緊張してきます。そうすると当然、血めぐりが悪くなり、頭痛肩こりめまい、吐き気などのさまざまな症状を引き起こすことがあるのです。
血めぐりが悪くなれば、交感神経の緊張がさらにひどくなり、こうなってくると悪循環です。
この悪いサイクルを断ち切るには、副交感神経を優位にすることが必要です。
つまり、リラックスできるようなことをすればいい。
身体を温めるのはもちろん、好きな音楽を聴いたり、お風呂にゆっくりつかったり、ハーブティーやアロマテラピーなど香りによる癒しもいいでしょう。
そのときには、運動する元気はあまりないでしょうから、このようにして、心も身体もいたわってあげましょう。

 

それから、食べ物も重要です。
この時期は、むくみを防ぐためにも塩分を控え、大豆、味噌、玄米、緑黄色野菜、海藻、ごま、ナッツ類などをとること。白砂糖、アルコール、カフェインなどの刺激物や食品添加物は控えましょう。

 

そして、PMSが強い人は、更年期の症状も強くなるといわれています。そうならないためにも今のうちから、改善できる生活習慣は少しずつ見直していきましょう!

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