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特集

2011年7月1日

節電の夏、「内臓冷え」に気をつけて!

節電の夏、「内臓冷え」に気をつけて!

2011年夏、気をつけたい「内臓冷え」とは?
過度の「暑さ対策」により、例年とは違う夏冷えが増えると予想されています。

暑い日が続くと、室内ではどうしても冷房が欠かせなくなります。でも、今年は節電の夏。設定温度を高くするなど、みなさんも努力されているのではないでしょうか。

血めぐり研究会が行った調査では、2011年夏は、節電でいつもより暑い夏に備えて“暑さ対策”を行う人が84.4%もいることがわかりました。
また、“夏に感じる不調”は「疲労」「肩こり」「冷え」がトップ3を占めていることがわかりました。

この結果から、例年のような冷房からくる“夏冷え”とは違い、過度の”暑さ対策”から冷たいものの飲食が増え、胃腸などの内臓が冷える“内臓冷え”が増えると予想されています。暑さを紛らわすために、朝は冷たいジュースやヨーグルト、フルーツなどですませ、昼は冷やし中華に冷たいお茶、夜はギンギンに冷やしたビールにサラダ、冷奴、お刺身と、“熱”をもった食材をとる機会が格段に減るため、体の内側が冷え切ってしまうのです。

また今年の夏バテは、“内臓冷え”によって“胃腸”にくると予想されており、例年の“暑さ”による“寝不足”や冷房の影響からくる“冷え”とは違い、内臓の冷えが体にさまざまな影響を与えることが予想されます。

※2011年6月実施/20~60代の女性900名を対象

「内臓冷え」が体調不良に悩む人を増加させる?
内臓の冷えはさまざまな症状を悪化させ、「秋バテ」を引き起こす可能性もあります。

先ほどの調査では、夏に何らかの健康の悩みを感じる人は95.0%、中でも”疲労”が約3割と多い結果になりました。体力を消耗しやすい夏、“内臓冷え”は、すでに下痢や便秘、アレルギーなどで悩んでいる人の症状を、さらに悪くさせてしまう可能性が考えられます。

血めぐり研究会のメンバーである、東京有明医療大学 教授 川嶋朗先生は、“内臓冷え” について次のように説明しています。

「冷たい食べ物は口から胃、腸まで全ての器官を冷やし続け、身体にさまざまな悪影響をおよぼします。身近なものだと下痢や便秘、さらには”内臓冷え”の影響で臓器の血行が悪くなり、特に腸の機能が低下し、免疫力が低下する可能性まで生じます。腸(小腸、大腸)にはウイルスや細菌などから身体を守るリンパ球が全身の6~7割も存在しています。腸内環境が悪いと、全身の免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなってしまいます。
また、免疫反応が過剰になり、花粉症やアレルギーなどを引き起こすこともありますので、“内臓冷え”は非常に注意すべき“冷え”なのです」

さらに、今年は“内臓冷え”による不調と、厳しい暑さからくる“疲れ”などにより、「秋バテ」になる人の増加や、“秋バテ”の症状がさらにひどく出てしまうのではないかと懸念されています。

血めぐり研究会おすすめ2つの「温活」メニュー
この夏こそ、意識的に血めぐりケアをして疲れた身体をいたわりましょう。

例年より暑い夏に冷え対策なんて、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、いま特に悩みがないという方も、ぜひ気をつけていただきたい今年の“内臓冷え”。

そこで、血めぐり研究会では今年ならではの“内臓冷え”を対処すべく、以下のような生活習慣を取り入れることを提案します。

1食事では、必ず常温か温かいものを1つ取り入れるようにする

2クールタイプの入浴剤を活用して、湯船にゆっくりとつかる
熱過ぎないぬるめの温度(38℃くらい)でいつもより心持ち長い時間入る

>> 研究会おすすめ「お風呂でかんたん 血めぐりストレッチ」
>> お風呂の適温とは?「半身浴と全身浴、どちらがいいの?」
>> 疲労回復にはお風呂がいい?

 

今年の夏の過ごし方としておすすめなのは、「日中はほどほどにひんやりすること」と「夜は身体をほぐすこと」です。
来る秋・冬も健やかに過ごすために、「温活」を取り入れて夏を快調に乗り切りましょう!

>> 節電の夏、「節電反動冷え」にご用心!
>>熱中症も冷えに関連が!?  熱中症体質を招く内外冷えに要注意

監修:川嶋 朗先生
写真:Thinkstock / Getty Images

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インフォメーション

メディア掲載情報

  • 2016年9月30日

    川嶋朗先生 読売新聞社「読売新聞(東京・大阪)」(シニア 疲れとれぬ・・・秋バテ注意)

  • 2016年9月19日

    ウーマンウェルネス研究会 テレビ宮崎「スーパーニュース Reらいふ」(今のうちから対策を「秋バテ」対処法)

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