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2011年10月1日

今年の冬は“冷え”による不調が増加する!?

今年の冬は“冷え”による不調が増加する!?

冬の本格的な“冷え”、20代の若い人ほど気をつけて
夏バテなどのさまざまな不調や、未だ続く震災後のストレス・疲労感が、ウォームビズも本格化してきた今、冬の“冷え”に影響を与える可能性があります。

すっかり冬の気候となり、寒さも厳しくなってきました。いよいよ本格的な“冷え”のシーズンの到来です。

血めぐり研究会が今年9月に行った調査では、4割以上がこの夏に「夏バテ」を感じ、さらに2割以上が「秋バテ」を感じていることがわかりました。

また、震災後の健康状態ではストレス」や「疲労感」を感じている人がいまだ2割以上もいることもわかりました。

これらの結果から、今年の冬はより“冷え”を感じる人が増え、さらに“冷え”による不調を感じる人も増加する可能性が懸念されます。

check"夏、秋の疲れが血めぐり不良による不調を引き起こす!?

この結果について、血めぐり研究会のメンバーである東京有明医療大学 教授 川嶋朗先生は、次のようにコメントしています。

「今年の夏は東日本大震災によるストレスや疲労、さらに節電により冷たいものの飲食が増加することによる“内臓冷え”といったことが重なり、秋には“秋バテ”を感じる人が増えるのではないかと懸念していました。
すでに2割以上の人が“秋バテ”を感じているという結果が出ています。このような不調を抱えたままだと、今のような朝晩の寒暖の差などからくる血めぐり不良により、不調を感じやすくなったり、風邪やインフルエンザなどといった感染症にかかりやすくなるといったことが考えられます。今年の冬こそ、“温活”で乗り切ってみてはいかがでしょうか?」

check若い世代ほど悩んだ2011年の「夏バテ」

先ほどの調査で、今年夏バテになったかどうかを各年代で比較したところ、20代が特に高いことがわかりました。

■2011年「夏バテ」の有無(各年代624名)

2011年「夏バテ」の有無

また、今年の夏の生活実態について聞いたところ、「冷たい食べものをたくさん食べた」「冷たい飲み物をたくさん飲んだ」「お風呂はシャワーだけのことが多かった」の3項目は、他の年代に比べて20代のポイントが高いことから、これらの生活習慣が夏バテに影響していると考えられます。

■2011年の夏の生活実態

2011年の夏の生活実態

※2011年9月実施/20~60代の女性3,120名を対象

今年の冬の不調をまねく、血めぐり不良の原因とは?
今年は血めぐり不良の原因がたくさんあります。
早めのケアが冬を乗り切るポイントです。

いまだ消えない震災後のストレスや疲労による“血めぐり不良”

今年6月の調査では約4割、9月の調査でも2割以上が、震災後、「ストレス」や「疲労」を感じるようになったと回答しています。ストレスは交感神経を優位にし、血液が体幹部に集中してしまうため末端の血めぐりが悪くなり、冷えの原因となります。
また、血めぐりが悪くなると身体にたまった疲労物質を血液が老廃物として回収できず、疲労感も取れにくくなるといった悪循環に陥ってしまいます。

今年ならではの「内臓冷え」による“血めぐり不良”

今年の夏は節電の影響から、冷たいものの飲食が増える傾向にあったため、「内臓冷え」による便秘や下痢、さらに腸の機能が低下し、免疫力が低下している可能性があります。それにより、風邪をひきやすくなるといった症状も懸念されます。

震災後ストレスと内臓冷えからくる「秋バテ」による、さらなる“血めぐり不良”

ストレスや内臓冷え等による血めぐり不良から、「秋バテ」になっている人がすでにいることが調査でも明らかになっています。「秋バテ」を放置しておくと、ずっと不定愁訴を抱えたままの状態になってしまい、さらに血めぐりが悪くなる可能性もあります。
ちょっとした不調を感じたら、なるべく早く温活などのケアを始めることが必要です。

若い世代ほど、血めぐり改善に何をしていいかわからない
寒さによる“冷え”と、放置した“血めぐり不良”のダブルパンチは、風邪や感染症を引き起こす場合もあります。

9月の調査で、今年の冬の“節電”に向けたウォームビズの実施について聞いたところ、7割が「実施する」と回答しました。

また、同調査の中で現在“冷え”を感じると答えた人の多くが“冷え”は血行不良(血めぐり)が原因であると思っているにもかかわらず、その血行を改善するために何をすればよいかわからないと感じていることがわかりました。特に若い世代ほどその傾向が顕著になっています。

“節電”のため暖房の使用もままならない環境では、さらに血めぐりが悪くなり、対処法がわからずに放置しておくと“冷え”によって、肩こりや腰痛、さらには風邪といった感染症など、さまざまな形で表れてしまうことが懸念されます。

■今年の冬、節電に向けて「ウォームビズ」を実施するか

今年の冬、節電に向けて「ウォームビズ」を実施するか

「温活」で冬の血めぐりを改善しましょう
これからが“冷え”の本格シーズン。
毎日の生活に「温活」を取り入れて冬の不調を防ぎましょう。

血めぐり研究会では、冬の不調を予防するため、以下のような生活習慣“温活”を取り入れることを提案します。

温活1:身体を温める食べ物をとる

比較的生活に取り入れやすい“温活”です。ショウガやニンニクなど、身体を温める食べ物を積極的に取り入れ、飲み物もなるべく氷の入っていないもの、あるいは温かいものにすることで、身体を中から温めます。

温活2:軽い運動をする

なるべく階段を使ったり、ストレッチをするなどして筋肉を使うことで熱を作り、身体を中から温めます。余裕あるときはウォーキングなども“温活”として効果的です。

温活3:身体を外からも温める

実は意外に見落としがちな“温活”。身体の中からだけではなく、外からも温めましょう。冬でも薄着になっていませんか?
湯船につかる入浴の回数を増やし、身体が冷えるときは首や腰などの温めポイントに温熱シートなどを貼って効率的に温めましょう。

効果的なあたためポイント

監修:川嶋 朗先生
写真:Thinkstock / Getty Images

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メディア掲載情報

  • 2016年9月30日

    川嶋朗先生 読売新聞社「読売新聞(東京・大阪)」(シニア 疲れとれぬ・・・秋バテ注意)

  • 2016年9月19日

    ウーマンウェルネス研究会 テレビ宮崎「スーパーニュース Reらいふ」(今のうちから対策を「秋バテ」対処法)

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