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特集

2012年2月1日

春の“3大負荷”により肩こり人口が増加?

春の“3大負荷”により肩こり人口が増加?

春先の肩こりにご注意
暖かくなっても肩こりには要注意。
春先に肩こりに悩む女性は4人に1人もいます。

血めぐり研究会が行った調査によると、20代~50代の女性の4人に1人が、春先に肩こりに悩まされていることがわかりました。暖かくなったのに「肩こり」なんてちょっと意外ですが、この時期ならではの要因で、肩こりに悩む人が多いのです。
特に20~50代は「冬から春の季節の変わり目に身体や肌の不調を感じている」割合は全体で6割もいることがわかりました。
また、「春に感じる身体や肌の不快な症状」について聞いたところ、4人1人の女性が「肩こり」と答えています。温かくなるものの、冬に引き続き、冷えやストレスを感じやすい春に肩こりに悩まされる傾向にあります。

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血めぐり研究会のメンバーである東京有明医療大学 教授 川嶋朗先生は、次のようにコメントしています。

春に肩こりを感じる人が多いのは、血めぐりの悪さに原因があります。春は1年を通じて血めぐりを悪くする事象が多くみられる季節です。その代表として、“激しい気温差”、“花粉症”、“環境の変化”の3つが挙げられます」

※2012年1月実施/20~64歳の女性900名を対象

>> 春むくみが原因!?春先の「体型変化」

肩こりは、春の“3大負荷”が原因
気温の変化や、ファッションも春先の肩こりに影響するんです。

血のめぐりがとどこおった状態

では、なぜ血めぐりが悪いと肩こりが起きるのでしょうか。
それは、同じ姿勢を続けたり、運動不足が続いたりすることで、筋繊維の1本1本に平行して走っている毛細血管がつぶれた状態になり、その結果、血めぐりが悪くなって、疲労物質や発痛物質が溜まり、こりや痛みが発生するためです。
さらに、血めぐりを悪化させる春特有の事象として以下の3つが挙げられます。

1激しい気温差
気温とは別に春の薄着ファッションで身体が反応できない

春は「三寒四温」と言われるように、1週間・1日の気温差が激しい季節になります。それなのに、店頭や雑誌では1月から春のファッションが主となり、3月頃には気温が低い日でも、街では薄着の女性が多くなります。冬以上にダイレクトに寒さを感じることで、体が冷えて血めぐりが悪くなり、肩こりの症状を感じやすくなることが考えられます。

2花粉症
「ぼーっとする」「だるい」花粉症の症状は身体に負荷をかける

2012年の花粉は例年より少ないと言われているようですが、花粉症による、くしゃみや鼻づまり症状が集中力を低下させ、ストレスを感じやすくなることがあります。ストレスは、血めぐりを悪化させるため、肩こりを感じる人が多くなることが予想されます。

3環境の変化
慣れない環境でのストレスは、身体を緊張させる

春といえば、卒業、入社、異動、転勤といった環境の変化が多くなる時期。その変化に対応するために身体はストレスを感じ、交感神経が優位の状態になってしまいます。すると、体は“戦闘モード”となり末端まで血液がめぐらず、肩こりを感じやすくなってしまうのです。

血めぐり研究会では、これらの春の“3大負荷”による肩こりの対処法としての身体を温めること「温活」を推奨しています。

春の“3大負荷”による肩こりは、温活で改善!
寒さを感じないようこまめにファッションに気をつける、
お風呂にじっくり入る、などちょっとした心がけでケアできます。

icon_special_vol3温活1:薄手のストールやカーディガンを常に携帯/温熱シートなども活用すればより効果的に!

肩こりを感じると肩付近だけのケアに集中しがちですが、肩こりは、身体全体の血めぐりが悪くなっているために現れる症状のひとつです。
春は特に気温の変動が激しい季節ですので、少しでも寒さを感じたら、熱が逃げやすい首にストールを巻いたり、カーディガンを一枚多く羽織ったりすることで“冷え”対策を心がけましょう。
また、肌に直接貼るタイプの温熱シートなどを、首の付け根や腰などに貼るのも効果的です。下図の“温めポイント”を参考に服装に合わせた温め方でファッションを楽しむ工夫をしてください。

>> ガチガチの肩こりも血めぐりで解消する?
>> 背中のこりや痛みには血めぐりケア!?

効果的なあたためポイント

icon_special_vol3温活2:“お風呂”でストレスを感じた体や寒さで冷えを感じた体を一気に解決!

40℃未満のお湯に20分ほど入ることで、体はリラックスモードになり、さらに温熱効果により血めぐりがアップすることで肩こりをほぐすのも効果的です。
お風呂につかれずシャワーのみのときは、シャワーを浴びた後、髪を乾かすときの“ドライヤーお灸*1もおススメです。“ドライヤーお灸”とは、ドライヤーの弱モードで、上図の“温めポイント”を温めることで血めぐりをよくする対処法です。
気温が暖かくなるにつれ、入浴回数が減ってしまう傾向にありますが、不調を感じやすい季節こそ、身近な「お風呂」を活用してみてください。炭酸効果のある入浴剤や香りつきのオイルなどで変化を楽しむのもオススメです。

*1. ドライヤーは皮膚から10~15cmほど離れたところからあてましょう。時間は、長くても1か所1~2分程度です。顔、粘膜、傷口、皮膚のトラブルのある箇所は避けてください。同じ箇所にあて続けるとやけどの恐れがあるので注意しましょう。ドライヤーお灸は、必ず自分自身で行うことで加減を調整してください。熱さの感覚がわかりづらい人や、妊娠中の方は控えてください。

>> お風呂の適温とは?「半身浴と全身浴、どちらがいいの?」
>> お風呂にはどれぐらい入ってていいの? 「長風呂は身体にいい?悪い!?」

監修:川嶋 朗先生

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