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特集

2014年1月1日

寒さがストレスに?冬の不眠を解消する自律神経の整え方

冷感ストレスが招く冬の不眠には“自律神経”ケアを!

冷えは睡眠障害の原因
冷えとストレスの関係を知って予防しよう!

血めぐり研究会の調査では、「冷え」をストレスと感じる方は約6割に達しました(グラフ①)。
また、そのうちの約7割が「睡眠」に不満を感じており(グラフ②)、半数以上の方が「寝ても疲れが取れない」「寝つきが悪い」といった悩みを抱えています。

1月~2月にかけては毎年寒さのトップシーズンを迎えますが、今年は、寒さが厳しくなることが予測されており〈気象庁発表データより〉(グラフ③)、厳しい寒さにより、「睡眠障害」に悩む方が増える可能性があります。

※2013年12月、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の20〜50代の男女400名(各年代100名)に対するインターネット調査

冷えをストレスと感じますか。
全国寒候期気温予報(1月~2月)
 
寒さのストレスと睡眠の満足度

冬の不眠サイクル
『冷感ストレス』からくる「自律神経」の乱れが「睡眠障害」を招く!

睡眠」の専門医、(医)スリープクリニック調布院長 遠藤拓郎先生は次のように述べています。

「ストレスは、睡眠サイクルに影響を及ぼします。特に冬の寒さからくる『冷感ストレス』は、睡眠サイクルを悪化させてしまうのです。
冷感ストレス』を感じると、コルチゾールというホルモンが過剰に脳の大脳皮質に分泌され、大脳皮質の直下にある『自律神経』にも悪影響を及ぼします。自律神経の交感神経が優位な状況が続くと、血管が収縮し、全身の「血めぐり」が悪くなってしまいます。
血液は、必要な栄養素を運んだり、老廃物を掃き出したりする働きをすると同時に、全身に熱を運ぶ役割もあり、血めぐりが悪くなれば、身体が『冷え』、『睡眠』の妨げとなってしまうのです。
良質で十分な睡眠がとれないことで、日中も自律神経が乱れ 『冷え性(冷え症)』になり“冬の不眠サイクル”に陥ってしまいます (図①)。
よって自律神経を整えて、質の良い睡眠で、全身の血めぐりをよくすることが重要です」

冬の不眠サイクル

脱冬の不眠サイクルのポイントは
就寝前の「首もと温め」と「入浴」と日中の温めリラックス

日ごろから、身体を温め血めぐりをよくすることが “冬の不眠サイクル”を改善するポイントとなります。

脱“冬の不眠サイクル”のポイント
週にどのくらい湯船に浸かっていますか

首もとは、短時間でもっとも温かさを感じやすい部位です。首もとを温めると、自律神経が副交感神経に切り替わり、リラックスして血めぐりがよくなり、入眠しやすくなります。就寝の30分くらい前に、首もとを、市販の温熱シートなどで温めると、良質な睡眠をとることができます。

先の調査によると、半数近くの方が、毎日湯船につかる習慣がないことがわかっています(グラフ④)。38度から40度以下のぬるめのお湯にゆっくりとつかると、全身の血管が開き、血めぐりがよくなり、良質な睡眠をとることができます。
血管を開くのに効果的な炭酸入りの入浴剤を使用することもおすすめです。就寝前に、入浴と首もと温めを習慣づけましょう

日中は、仕事や家事で慌ただしく、交感神経が優位になりがちです。眼球の周りには自律神経をコントロールしている場所が集まっています。ランチタイムなどの休憩時間に、市販の蒸気が出るアイマスクなどを使用して目もとを温めて自律神経をコントロールし、血めぐりをよくしましょう。メントール入りのものを使えば、外した後は目もとも気分もすっきりします。

■なぜ、血めぐりをよくするとよく眠れるの?

人の身体は、寝る前に体温が上がり、身体の表面、特に手足からの放熱が促され、体温が下がることで眠くなります。しかし血めぐりが悪く身体が冷えていると、この体温調節がうまくできず、寝つきにくくなる傾向があり、さらに、深い睡眠が得られず、睡眠の質が下がるのです。厳しい寒さによる冷えに負けない身体づくりの一環として、血めぐり力を向上させて健全な睡眠環境を整えましょう

監修:遠藤 拓郎先生

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