女性のライフステージに合わせた心と体の健康情報

からだケアレシピ

2014年11月12日

冬に起こる「顔のほてり」。ほてった部分を冷やしても意味がない!?

11004089699

手足は冷えているのに顔が赤くなる「ほてり」。とくに女性に多い顔のほてりの解消法について、東京有明医療大学教授の川嶋朗先生にお伺いしました。

温度変化の少ない生活環境が原因?

冬に寒い屋外から暖かい屋内に入ったとき、顔がほてって赤くなったことがある人は多いはず。このような冬に多いほてりは、身体が急激な寒暖差についていけず、体温調整がうまくいかないことによって起こります。冬のほてりの原因について、川嶋先生は次のように指摘します。

「今の20代以下の人は、子どもの頃からエアコンのある生活を送っており、温度変化の少ない環境で過ごしています。そのため、体温調節機能が衰えている人が多いのです。一方、30代以上の人は、加齢による体温調節機能の低下が原因となっています」

ほてったときの緊急対策は?

ほてって熱いからといって、その部分を冷やしても効果はありません。冷やせば一時的に熱さが引いて気持ちよくはなりますが、赤みは引きません。では、ほてったときはどのように対処すればいいのでしょうか。「顔がほてっていても手足が冷たい場合が多いので、まずは手足を温めて全身の血めぐりをよくしましょう」と川嶋先生は言います。

【手を温める方法】

1)ほおずき揉み

kawashima11_1

①爪の両脇を反対の手の親指と人差し指ではさみ、指の腹は下から同じ手の親指で押さえます。
②爪の両脇と指の腹を交互に押します。ほおずきの実をつぶさないように揉むような力加減で行ってください。親指を揉むときは反対の手の親指と人差し指ではさみ、指の腹を同じ手の人差し指で押さえるとやりやすいです。

2)指組み

kawashima11_2

①両手の第一関節を合わせるように組みます。
②指先を内側に入れたまま軽く手を合わせます。電車の中やテレビを見ながらなど、じっとしているときにやると次第に身体も温まってきます。

【足を温める方法】

1)アキレス腱マッサージ

血管が集中している足首をケアすれば、全身の血流がよくなります。

3-(4)

①アキレス腱を親指と人差し指でそっとはさみます。
②ゆっくりさするように上下にマッサージ。かかとを手のひらで優しくなでるようにマッサージするのも効果的です。
③それぞれ片足ずつ5~6回を目安に行いましょう。

2)ふくらはぎマッサージ

4-(3)

ふくらはぎの上部の腓腹筋をケアすると、足のむくみや冷えにも効果的です。

① 両手でふくらはぎを包みます。
②上下にさするようにマッサージします。力を入れず、皮一枚を動かすような気持ちで5~6回行います。

さらに、手足だけでなく、首など全身の血めぐりの「ポンプ」になっている箇所をマッサージなどして血流をよくするのも効果的です。じっとしていないで「大股で歩く」「屈伸する」なども、すぐにできる対処法です。

出典:『川嶋朗式 身体を温めて健康になる100の法則』/リイド社/川嶋朗

ほてりにくい体質になるためには?

ほてりは、体温を調節する自律神経の働きが低下し、交感神経に偏ることで起こります。自律神経を整えるには、適度な運動が必須です。適度な運動とは自分にとって少しだけきついと感じる運動(具体的には特集をご覧下さい)です。その他、好きなことをしたり、お風呂に入ったり、リラックスする時間を積極的につくることが大切です。
とくに冷え性(冷え症)の人は、蒸気温熱シートや炭酸入浴で身体を外から温める「温活」をしながら運動することでほてりにくい体質をつくることができます。

>>手足は冷えているのに顔はほてって真っ赤! 冬のほてりの原因とは?

監修:川嶋朗先生

キーワードから探す

あなたの血めぐりは大丈夫? 血めぐりチェック

人気記事ランキング

インフォメーション

メディア掲載情報

  • 2016年9月30日

    川嶋朗先生 読売新聞社「読売新聞(東京・大阪)」(シニア 疲れとれぬ・・・秋バテ注意)

  • 2016年9月19日

    ウーマンウェルネス研究会 テレビ宮崎「スーパーニュース Reらいふ」(今のうちから対策を「秋バテ」対処法)

最新記事