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2014年11月26日

歯ぐきを意識したブラッシングが最大のカギ!知覚過敏の予防法

知覚過敏

むし歯じゃないのに歯がしみる!その原因は?”

知覚過敏とは、むし歯ではないのに冷たい水や空気に触れて歯がしみるなどの状態をいいます。とくに冬は知覚過敏を感じやすい時期でもあります。
そんな気になる知覚過敏について、高柳歯科医院院長の高柳篤史先生にお伺いしました。
知覚過敏はおもに2つの原因があります。歯ぎしりなどで、歯をおおうエナメル質が削れることで起きる“歯由来”のものと、加齢などによって歯ぐきが下がることで起こる“歯ぐき由来”のものです。どちらか一方だけが原因の人もいますが、両方の原因が混在している人もいます」

>>しみるのは歯?歯ぐき?実は2タイプある知覚過敏のひみつ

こんな症状がある人は知覚過敏かも!?

歯がしみるという共通点がある「知覚過敏」と「むし歯」ですが、それぞれのサインを高柳先生に教えていただきました。

知覚過敏のサイン
・むし歯ではないのに冷たい食べもの・飲みものがしみる
・冬の冷たい空気がしみる
・歯と歯ぐきの境目がくさび状に削れている
・痛みは一時的で、刺激のあったときだけしみる
むし歯のサイン
・進行すると冷たいもののほか、温かいもの、甘いものがしみる
・歯に穴があく、黒くなる

知覚過敏で気をつけること

知覚過敏は日常のセルフケアが大切です。気になる方法について、Q&Aでチェックしていきましょう。

Q 知覚過敏になりやすい部位はありますか?
A 前歯と奥歯の中間にある「小臼歯部(しょうきゅうしぶ)」(犬歯の一本後ろの二本の歯)は、食べものをすりつぶすとき、歯に横から力が加わりやすく、知覚過敏になりやすい部位です。
Q 知覚過敏になりやすい季節はありますか?
A 冷たいものを飲んだり食べたりする機会の多い夏と、気温が低く、水道水の温度も低くなる冬は、知覚過敏が生じやすくなります。

知覚過敏のセルフケアで重要なのは「ブラッシング」

知覚過敏の痛みは一時的なので、我慢する人も少なくありません。しかし、痛む歯を避けて歯みがきがおろそかになると、むし歯や歯周病の原因になります。そこで、セルフケアの際のブラッシングのコツをご紹介します。

1 脇の部分の毛が短い「ふつう」か「やわらかめ」の歯ブラシで、小刻みに磨きましょう

過剰な力が歯肉にかかると、歯肉が退縮しやすく(下がりやすく)なります。また、エナメル質が剥がれたり、歯肉が退縮したり(下がったり)して露出した根の表面はやわらかいため、過剰なブラッシング力がかかると傷つきやすくなります。ブラッシングするときは以下の点に気をつけましょう。

①「かため」の歯ブラシだとよごれは落ちやすいものの、ブラッシングで歯に過剰な力がかかりやすくなるため、歯肉が退縮しやすく(下がりやすく)なります。歯肉が退縮しやすい人は、毛のかたさが「ふつう」または「やわらかめ」の歯ブラシでやさしくブラッシングしましょう。
② 歯ブラシを大きく動かすと歯の表面の一部に力が集中しやすいので、歯ブラシは小刻みに動かしましょう
③ 歯を強く磨くと、歯ブラシの脇の部分の角が歯肉や根面(歯の根の表面)に当たったときに、強い力がかかってしまいます。
歯を磨くときに力が入りがちの人は、脇の部分の毛が少し短くなっている歯ブラシ(写真参照)か、この部分にやわらかい毛を使っている歯ブラシを使用するのもひとつの方法です。

05_chikaku_0202花王パーソナルヘルスケア研究所 資料

2 知覚過敏を防ぐ成分が含まれているハミガキ剤を使用しましょう
知覚過敏を防ぐには、硝酸カリウムなどの歯がしみる不快感を抑える成分を含むハミガキ剤を選びましょう。

3 露出した歯の根の表面のむし歯の予防には、フッ素入りハミガキ剤の使用がおすすめです
露出した根面(歯の根の表面)は耐酸性が低く、むし歯になりやすくなります。
フッ素入りハミガキ剤でむし歯予防効果を高めるためには、
①  1日2回以上フッ化物配合ハミガキ剤を用いたブラッシングを行う。
(とくに寝る前の使用が効果的)
② 1回の使用量は成人で1グラム以上が目安。

01chikaku_0203

③ ブラッシング後のすすぎの回数は、できるだけ少ないほうが効果的です。

また歯ぐきのマッサージには、指にはめて使う歯ブラシがおすすめです。歯にもやさしく当たり、歯ぐきをマッサージできます。

監修:高柳篤史先生

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