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2015年8月20日

9割は夏の不調が回復しないまま秋に突入!?秋バテ対策のコツ

9割は夏の不調が回復しないまま秋に突入!?秋バテ対策のコツ

ウーマンウェルネス研究会では、390人(20~50代女性)を対象に、夏から秋の不調に関する意識調査を実施しました。その結果、半数以上の53.8%が秋に不調を感じており、そのうちの9割が夏の不調が回復せず秋になっても続いていることがわかりました。一方、夏には不調を感じず、秋になってから不調を感じる人は8.1%と少数派で、ほとんどの人が夏の不調を秋まで引きずっていることが明らかになりました。

9割は夏の不調が回復しないまま秋に突入!?秋バテ対策のコツ

この結果に対し、麻布ミューズクリニック 名誉院長の渡邉賀子先生は以下のように指摘しています。「秋バテには、夏は元気に過ごしたのに秋になると燃え尽きたように不調が顕在化する『燃え尽き型』と、夏バテが回復せず秋にも不調を引きずる『だらだら不調型』の2タイプがあります。昨年の夏は「だらだら不調型」が多数派でしたが、秋バテのタイプはその夏の気候や、個人の体力によって異なるため、どちらのタイプも注意が必要です。」

9割は夏の不調が回復しないまま秋に突入!?秋バテ対策のコツ

>>夏のだるさ&疲労がとれない……その身体の不調、秋バテかも!?

秋バテ2大タイプ「燃え尽き型」と「だらだら不調型」の傾向と要因

秋バテは、①高温多湿②紫外線③冷房冷え④内臓冷え⑤寒暖差がおもな要因です。

■「燃え尽き型」の特徴

・比較的体力がある

・胃腸が丈夫

・冷房下でも快適に過ごせる

⇒夏場は自覚症状に乏しいものの、冷房や冷たい飲食物による冷えで、秋口に不調が顕在化。夏で体力が燃え尽きるイメージ。

■「だらだら不調型」の特徴

・体力がない

・胃腸が虚弱気味

・暑さ&寒さが苦手

⇒夏の暑さによる高温ストレスや室内外の気温差に加え、秋口の朝晩の寒暖差が要因となり、不調が長引く。

紫外線疲労の蓄積も秋バテの要因に!?

秋バテ要因のひとつである紫外線は、浴びることで全身の免疫システムに異常をきたすことがわかっています。紫外線による疲労は蓄積されるので、1回に浴びる紫外線量は少なくても、油断せずになるべく浴び過ぎないよう注意しましょう。日々の紫外線ケアが夏バテ・秋バテ予防に重要です。

2015年は夏の気温差で、秋バテのリスクが高くなる!?

今年の5月は、都心で夏日・真夏日が観測史上最多で夏のような気候となりました。しかし、梅雨入り後は最低気温が低い日が続いたため、朝晩の寒暖差が激しく、自律神経に負担がかかる気候だった上、梅雨明け後は真夏日・猛暑日が続いています。このような不安定な気候が続くことで、身体への負担が蓄積され、「秋バテ」が深刻化することが懸念されます。

「秋バテ」になりやすいタイプかチェックしてみましょう

「秋バテ」危険度チェック

  • 1. 冷房が効いている部屋は快適に感じる
  • 2. 冷たい飲み物が好き
  • 3. 夏の入浴はシャワーだけの場合が多い
  • 4. 夏は素足でいることが多い
  • 5. 胃腸が弱いほうだ
  • 6. 紫外線対策を怠りがち
  • 7. ふだん過ごす部屋(家または職場)の冷房温度は25℃以下
  • 8. 夏は冷やした果物をよく食べる
  • 9. 暑さ、寒さに弱い

3個以上当てはまると、秋バテになるリスクが高いといえます。とくに1~4に○が多い場合は、「燃え尽き型秋バテ」。このタイプは夏場に自覚症状がなく、対策が遅れがちになるため要注意です。

タイプ別秋バテ対策

夏の生活習慣や環境が影響しやすい「秋バテ」は、夏から対策をはじめることが重要。タイプ別に重点をおくべき対策をご紹介します。

【燃え尽き型】

■冷たいものをとり過ぎない

冷たい飲食物によって内臓は冷えがちです。冷たいお酒が飲みたいときは、1杯目はビール、2杯目以降はワインや日本酒など、常温で飲むお酒にしてメリハリをつけましょう

■シャワー派は長めの“ヘッドシャワー”を

夏こそ湯船入浴がおすすめですが、どうしても暑くて湯船につかるのが億劫というときに有効なのが、シャンプー前に頭から長めにシャワーを浴びる“ヘッドシャワー”。浴びる時間を少し長くすることで温め効果が期待できます。

■紫外線疲労を蓄積させない

外出時は、紫外線対策を万全にしましょう。紫外線は免疫システムに影響を及ぼし、バテの原因になります。日焼け止めをこまめにぬる、帽子や日傘、サングラスで日差しを防ぐなど、紫外線疲労の蓄積を防ぎましょう。

【だらだら不調型】

■炭酸入浴でゆったりリラックス

ぬるめの炭酸入浴でゆったりリラックスし、自律神経を整えましょう。炭酸ガス入りの入浴剤を使えば、38~40℃のぬるめのお湯でも末梢の血管が拡張し血流がよくなります。

■冷房冷えに備える

首もと・肩は冷房の風があたりやすく冷えやすい部位です。ストールはもちろん、肌に直接貼れる温熱シートを活用すれば、より効果的に冷えを予防できます。温熱シートは携帯しやすく、冷えを感じたときにさっと使えて便利です。

■熱を生みやすい身体作り

身体を鍛えて筋肉をつけることで、熱を生み出し、熱を運ぶ機能も高まります。左右の肩甲骨の間は、エネルギーを燃やす褐色脂肪細胞が多いため、肩甲骨をまわすと代謝が上がり、熱を生み出しやすくなります。

>>秋の不調を防ぐ5つのコツ

>>これで秋バテ解消!疲労回復のためのお風呂の入り方

監修:渡邉賀子先生

写真:Thinkstock/Getty Images

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インフォメーション

メディア掲載情報

  • 2016年9月30日

    川嶋朗先生 読売新聞社「読売新聞(東京・大阪)」(シニア 疲れとれぬ・・・秋バテ注意)

  • 2016年9月19日

    ウーマンウェルネス研究会 テレビ宮崎「スーパーニュース Reらいふ」(今のうちから対策を「秋バテ」対処法)

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