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2015年10月28日

その悩み、更年期症状かも!いまさら聞けない更年期の基礎知識

更年期症状とは、閉経前後にあたる40代後半から50代前半にかけて、女性ホルモンの減少によって起こるさまざまな不調の総称です。ここでは症状の起こるメカニズムを解説します。

そもそも女性ホルモンってどういうもの?

女性ホルモンの分泌は10歳のころに始まり、50歳過ぎまで続きます。月経が起こり、妊娠・出産が可能になったり、女性らしい身体つきになったりするのは女性ホルモンの働きです。女性ホルモンには卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)と、排卵後の卵胞が変化してできる黄体から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。

妊娠・出産においては、エストロゲンは子宮内膜を厚くしたり受精卵の着床を助けたりして、妊娠しやすいように子宮の状態を整えます。プロゲステロンは妊娠の成立を助け、妊娠を継続させる働きをもっています。

エストロゲンの分泌量の変化

更年期症状が起こる原因とメカニズム

女性ホルモンは、脳の視床下部という場所からの指令を受けて分泌されます。しかし更年期になると卵巣機能が低下するため、脳から命令されても、分泌量が減っていきます。すると脳はますます強い指令を出します。これを繰り返しているうち自律神経のバランスが乱れて、体温調節がうまくいかなくなり、ほてりやイライラ、軽うつなどの心身の不調があらわれたりするのです。

更年期障害のしくみ

また、女性ホルモンのうち、エストロゲンは子宮や卵巣への作用だけでなく、肌や粘膜、骨、血管、筋肉などを健やかに保つ働きもあります。そのため、更年期を迎え女性ホルモンが減ると、皮膚トラブルや骨粗しょう症、動脈硬化など、全身にさまざまな不調や病気が起こりやすくなるのです。

30代なのに更年期の症状が起こる?

近年では、30代のうちから更年期と同じような症状を訴える人も増えています。この原因は、加齢による卵巣機能の低下ではなく、ストレスや不規則な生活習慣などによるもの。改善するためには、食生活を見直し、適度な運動を心がけて、ストレスをため込まないようにすることが大切です。また、30代を過ぎたら、定期的に婦人科検診を受けましょう。

監修:対馬ルリ子先生

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