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心と身体のキホン

2015年12月22日

コラーゲンだけではNG!?肌のハリに欠かせないエラスチンとは?

監修:花王(株)スキンケア研究所 次田 哲也

コラーゲンが肌に必要不可欠であることは知られていますが、実は、エラスチンも肌のハリ(はり)の維持に欠かせません。今回は、肌のハリを保つために大切なエラスチンについて解説します。

Q 肌のハリを保つには何が必要?

A 「コラーゲン」と「エラスチン」の両方が不可欠

肌のハリを維持するためには、コラーゲンとエラスチンの両方が必要です。どちらも肌に弾力を与えてハリをつくる線維状のタンパク質ですが、とくにエラスチンは弾力線維とも呼ばれるように、肌のハリに不可欠です。

コラーゲンとエラスチンの役割は、肌をベッドにたとえると、マットレスがコラーゲンで、その中のスプリング(ばね)がエラスチンです。指で押すと肌は押した分だけ凹みますが、やめるとすぐに元に戻ります。これは、コラーゲンが肌の張力(伸びる力)、エラスチンが弾力(押し戻す力)の役割を果たしているためです。

>>自撮りでチェック!?肌のハリ&たるみ対策

Q エラスチンはどこにあるの? 少なくなるとどうなるの?

A 肌の真皮にあり、壊れると肌のハリが減少

皮膚の真皮層はコラーゲンが約70%を占めています。一方、エラスチンは約2%しか含まれず、年齢を重ねるとその割合はもっと少なくなります。

エラスチンが少なくなると肌は元に戻る力を失い、それまでは簡単に修復できたシワ(しわ)やたるみが修復されず、“老け顔”の原因となります。

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Q エラスチンが壊れるのはなぜ?

A 加齢や紫外線によって分解酵素が過剰に分泌されるため

コラーゲンやエラスチンは線維芽(せんいが)細胞でつくられています。加齢や紫外線によって肌がダメージを受けると、線維芽細胞は分解酵素(エラスターゼ)を過剰分泌します。この分解酵素によってエラスチンは破壊され、さらに代謝されることにより量も少なくなってしまいます。

また、エラスチンは紫外線によって変性してしまいます。すると肌がゴワゴワして弾力がなくなり、ハリが低下し肌の美しさが失われてしまうのです。(図①)

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Q エラスチンはどんな食べ物に含まれているの?

A カツオの心臓や手羽先、牛すじ、軟骨など

心臓や靭帯・腱、動脈などの伸縮性が高い臓器や組織には、エラスチンが多く含まれています。食材では、カツオの心臓や手羽先、牛すじ、軟骨に多く含まれており、これらを摂取することで美肌への影響が期待できる可能性があります。

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