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2016年4月28日

大人の初期むし歯は歯磨きで修復できる!?

大人の初期むし歯は歯磨きで修復できる!?

東京歯科大学准教授の見明康雄先生に、自分では気づきにくい大人の初期むし歯の予防法について、説明していただきました。

大人の初期むし歯になりやすい生活習慣とは?

大人の初期むし歯は落としきれない歯垢の酸が、歯の表面のエナメル質を溶かすことで起こります。次の項目にひとつでも当てはまれば、大人の初期むし歯になる可能性があります。

  • □歯のくすみが気になってきた
  • □歯の間にものがつまりやすくなった
  • □治療した歯をもう一度治療したことがある
  • □甘いものをよく食べる(間食が1日2回以上)
  • □寝る2時間以内にものを食べることがある(週2回以上)

初期むし歯の回復に重要なキシリトール 

キシリトールは、世界各国でおもにガムやハミガキにつかわれています。日本では1997年に厚生労働省から食品添加物としての認可を受けています。また、歯の再石灰化(だ液からカルシウムやリン酸など、歯に必要な成分を取り込むこと)を促進する機能があるとして、特定保健用食品として認められたキシリトールを使用したガムもあります。

ハミガキに含まれるフッ素にキシリトールを組み合わせることで、歯から流出するカルシウムやリン酸を抑え、むし歯になりにくくするとともに、初期むし歯の再石灰化の際、カルシウムを歯の奥まで浸透させる働きもあります。これにより歯は内側から再石灰化が進み、強化されるのです。

大人の初期むし歯をケアするポイント

キシリトール入りハミガキで歯質強化してむし歯予防

初期むし歯を予防するポイントは歯質強化にあります。毎日使用するハミガキは、フッ素やカルシウムに加え、歯の内側から再石灰化を進める働きがあるキシリトール入りのものがおすすめです。

歯のみがき方

加齢や歯周病で歯ぐきの下がった歯の根もとや、むし歯治療した箇所は、毛の硬さが普通かやや柔らかめのハブラシで、ていねいに傷つけないように磨きましょう。

フッ素入りハミガキをハブラシのヘッド2/3以上を目安につけることがおすすめです。

歯と歯の間にハブラシの毛先を入れ、細かく動かしましょう。歯と歯ぐきの境目は、汚れがたまりやすいので、ていねいに磨くことを心がけてください。

・磨き残しを減らすには、デンタルフロスや歯間ブラシの活用もよいでしょう。

むし歯を防ぐにはだ液が重要

食後30分もすると、口の中はむし歯ができやすい環境に。それまでに歯みがきすることが望ましいのですが、むずかしい場合はせめてうがいを。キシリトールガムをかむことも有効ですが、できるだけ早く歯みがきをすることが大切。

また、寝ている間はだ液の分泌量が減少するため、むし歯ができやすい状態に。寝る前にはとくに、ていねいな歯みがきを心がけて。

だらだら食べ、だらだら飲みをしない

だらだらとなにかつまんだり、甘い飲料水を飲み続けたりすることは避け、食事が終わったら、歯みがきをする習慣をつけましょう

>>口臭&むし歯&歯周病予防に欠かせない、唾液のはたらき

>>カルシウムがポイント?ツヤのある歯を作り出すには?

>>痛みがないから気づきにくい…大人の初期むし歯

監修:東京歯科大学准教授 見明康雄先生

写真:PIXTA

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