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2016年6月15日

気持ちは元気でも身体がだるい……夏のハイテンションバテの症状と解消法とは?

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夏は、気持ちはハイテンションでも身体がバテて疲弊してしまう「夏のハイテンションバテ」に注意が必要です。今回はその症状と原因、解消法をご紹介します。

ハイテンションバテの原因とは?

20~50代男女426人に聞いたところ、約半数の人が「夏*になると気持ちが前向きになる」と回答しました(グラフ①)。*梅雨明け後から9月初旬頃と定義

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一方で、「気持ちは元気だけれど、身体が疲れている」と実感している人が6割以上もいることがわかりました(グラフ②)。

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また、お盆後に疲れを感じる人が最も多いことがわかりました(グラフ③)。

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夏は、海や山などレジャーへ行く機会が増え、気持ちが前向きになり活動的になる時期。しかし、8月後半になると、疲労感が出てしまう……その原因、実は「夏のハイテンションバテ」かもしれません。

産業医として数多くの健康相談に対応している福田千晶先生は、夏のハイテンションバテのおもな原因として、幸せホルモン「セロトニン」の影響と、日本の夏の過酷な気候による体力減退を挙げています。

6月「夏バテ」イラスト修正(2016.6.14)

【幸せホルモン「セロトニン」の作用で、ハイテンションに!】

夏になると太陽の光を浴びる機会が増え、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が増加します。すると、ポジティブな精神状態になり、活動的になります。しかし、これが原因でスケジュールが過密になり、お盆過ぎには身体がついていかなくなってしまうというケースが非常に多いのです。

【熱帯地方並みの過ごしにくい環境で体力減退】

年々、日本の夏は全国的に暑くなっているといえます。

たとえば、2013年8月12日に、高知県四万十市江川崎では国内過去最高気温の41.0℃が記録されました。また、2015年の夏、東京都内では最高気温35℃以上の猛暑日が8日(7/31~8/7)続き、観測史上最多を更新しました(気象庁発表)。これは1875年以来初めてのことだそうです。

さらに、東京の8月の平均気温と湿度は、ジャカルタやバンコク等の熱帯地方の環境に酷似しているとか。日本の夏はますます過酷になっているといえそうです。

夏のハイテンションバテ予防&解消には“ぬるめの炭酸入浴”がカギ!

夏のハイテンションバテを乗り切るには、どうすればよいのでしょうか?

① 副交感神経を優位にし、心と身体をリラックス

夏はシャワーで簡単に済ませがちですが、ハイテンションバテした心と身体には、38℃程度のぬるめの炭酸入浴が最適です。お湯につかることで水圧によるマッサージ効果が得られるほか、ぬるめのお湯にゆったりつかれば副交感神経が優位になり、心身ともにリラックス。ハイテンションになった心がほっと落ち着きます。

② 身体を温め、冷えと疲れを解消

冷房などで冷えた身体は血めぐりが悪く、疲れがとれにくい状態になっています。炭酸入りの入浴剤を使えば、炭酸が末しょうの血管を拡張するため、ぬるめのお湯に短時間浸かるだけでも血めぐりが改善し、疲労回復や冷え性に効果が期待できます。

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③ 質の良い睡眠で疲労回復

寝苦しい夏でも、ぬるめの炭酸入浴で就寝前に体温を少し上げておくと、ベッドに入る頃に体温が下がるので寝つきがよくなります。質の良い睡眠をとって、疲れを翌日に残さないようにしましょう。

イラスト②(final)

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年4月15日~4月17日
調査対象:首都圏在住の20代~50代の男女426名
調査内容:「夏バテ」に関する意識調査

監修:福田千晶先生

写真:PIXTA

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インフォメーション

メディア掲載情報

  • 2016年9月30日

    川嶋朗先生 読売新聞社「読売新聞(東京・大阪)」(シニア 疲れとれぬ・・・秋バテ注意)

  • 2016年9月19日

    ウーマンウェルネス研究会 テレビ宮崎「スーパーニュース Reらいふ」(今のうちから対策を「秋バテ」対処法)

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