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心と身体のキホン

2016年8月24日

キレイな髪のカギを握る「キューティクル」とは?

監修:花王(株)スキンケア研究所 寺田 英治

「キレイな髪のキホンはキューティクル」とはよく聞くけれど……。いったい、キューティクルって何? どんな働きをしているの? 今回はそんな疑問について解説します。

そもそもキューティクルとは?

「キューティクル」とは、髪の最表面にあるウロコのような組織のこと。その構造を見ると、タンパク質層の上に脂質層が結合した2層構造になっています。キューティクルは4〜10枚重なっており、摩擦や湿気、紫外線などから髪の内部を守るとともに、内部のタンパク質が失われないようにする“バリア”の役割を果たしています。このキューティクルの状態によって、髪のまとまり、なめらかさなどが決まるのです。

髪の内部をさらに詳しく見てみましょう。芯の部分は「メデュラ」と呼ばれ、その外側は「コルテックス」に覆われています。このコルテックスは髪の約80%を占めています。髪の弾性や形状、くせなど本来の“髪質”は、メデュラとコルテックスの状態によって決まります。

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(花王調べ)

キレイな髪と傷んだ髪、その差はキューティクルにあり!

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(花王調べ)

キレイな髪は、見た目にもツヤがあり、しっとりして毛流れも整っています。また、すべりがよく、スタイリングも簡単。それは、表面のキューティクルが髪どうしの摩擦を抑えるためです。

ところが、傷んだ髪は、スタイリングしにくく、時間をかけてもうまくまとまりません。それは、最表面の脂質層が失われ、キューティクルがめくれたり欠けたりしてボロボロな状態になっているから。髪どうしが摩擦を起こし、からまったり引っかかったりしやすくなってしまうのです。

キューティクルが傷むと毛流れが乱れ、パサつきが目立ちます。そうなってしまった髪をキレイに見せようとしてヘアアイロンなどを使ったり、スタイリングを過剰に行ったりすると、キューティクルはさらにボロボロに。傷んだ髪の表面では、こんな負のスパイラルが起こっていたのです。

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