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特集

2016年8月10日

涼しくなっても身体がだるい、疲れやすい…その症状は秋バテかも

涼しくなっても身体がだるい、疲れやすい…その症状は秋バテかも

近年、暑さがやわらぎ、過ごしやすくなるはずの秋になって、心身の不調を感じる「秋バテ」の人が増えています。今回は、「秋バテ」の症状と原因、その解決方法をご紹介します。

女性の2人に1人が秋バテを実感!

20代~50代の男女614人に夏から秋の不調について聞いたところ、女性の約半数50.8%が秋に不調を抱えている(秋バテ)ことがわかりました(グラフ①)。また、秋に不調を感じた人のうち、約9割は夏から継続して不調を抱えていることがわかりました。

グラフ① 秋に不調を感じた割合

秋バテの症状と原因とは?

「秋バテ」とは、暑さが一段落して過ごしやすくなる秋口になって、身体のだるさや疲労、食欲不振などの不調を抱えている状態です。
「秋バテ」は、夏場の①高温多湿、②紫外線、③冷房冷え、④内臓冷え、⑤寒暖差がおもな要因となります。なかでも、暑さをしのぐための冷房の低い温度設定は、体温調整を司る自律神経のバランスを崩し、疲弊させてしまいます(グラフ②)。また、冷たい飲み物による「冷え」と、室内外と朝晩の寒暖差にも注意が必要です。

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秋バテのタイプは2種類

「秋バテ」は、次の2つのタイプがあります。

だらだら不調型……夏から秋まで不調が続くタイプ

燃え尽き型……夏は元気に過ごしたのに秋になると燃え尽きたように不調が顕在化するタイプ

自分がどちらのタイプか知っておくことで、対策しやすくなります。

「秋バテ」になりやすい生活習慣かどうか、以下のチェックリストで確認しましょう。

  • □ 1.冷房が効いている部屋は快適に感じる
  • □ 2.冷たい飲み物が好き
  • □ 3.夏の入浴はシャワーだけの場合が多い
  • □ 4.夏は素足でいることが多い
  • □ 5.紫外線対策を怠りがち
  • □ 6.普段過ごす部屋(家または職場)の冷房温度は25度以下
  • □ 7.夏は冷やした果物をよく食べる
  • □ 8.胃腸が弱い方だ
  • □ 9.暑さ、寒さに弱い

3個以上当てはまると、秋バテになるリスクが高くなります。とくに1~5に○が多い場合は、「燃え尽き型秋バテ」になる可能性が高いです。このタイプは夏場に自覚症状がないために、対策が遅れがちになるため、より注意が必要です。

秋バテの対策は?

秋バテの対策には次の4つの方法が有効です。

① 炭酸入浴で“自律神経トレーニング”

「秋バテ」を防ぐ最大の秘訣は、自律神経を鍛えることと冷えを防ぐことです。そのためには、ぬるめの炭酸入浴がおすすめ。熱いお湯(42℃以上)では、刺激が強過ぎるために身体の芯まで温まらず、入浴後に汗をかいてかえって身体が冷えてしまうばかりか、自律神経のバランスが乱れてしまいます。炭酸ガス入りの入浴剤を使えば、炭酸が血管を拡張するため、ぬるめのお湯(38~40℃程度)でも効率的に血めぐりをよくすることができます。

炭酸入浴は、一定期間継続することで、体温、血圧、心拍数を穏やかに変化させ、自律神経のトレーニングになるのです。(グラフ③)

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② 目もと温めでリラックス

目もとの温めは、手軽にできる上、高いリラックス効果が期待できます。目もとは短時間で温かい温度を感じやすい“ホットポイント”。ここをホットアイマスクや蒸しタオルで、心地よいと感じる40℃程度の蒸気で約10分温めること。リラックスでき副交換神経が優位になります。(グラフ④)

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(データ提供:花王)

③ 冷たい飲食物で胃腸を冷やし過ぎない

夏は、つい冷たい飲み物や食べ物をとりたくなりますが、冷たい飲食物は内側からじかに身体を冷やしてしまう原因に。できるだけ飲み物は常温を選び、どうしても冷たい飲み物が飲みたいときは、氷を抜いてもらう、お酒なら最初の1杯だけにするなどの工夫をしましょう。

④ 夏は綿や麻のストールで上手に冷え対策

オフィスや電車など自分で温度調節ができない場合、ストールをうまく活用しましょう。夏は通気性のよい綿や麻のストールがおすすめです。上半身が冷えるときは首や二の腕に、下半身が冷えるときは腰まわりや太ももに巻きましょう。これらの部位は太い血管や大きな筋肉があるため、効率よく身体を温めることができます。肌に直接貼れるタイプの温熱シートを使ってもよいでしょう。

<調査概要>
・調査方法 : インターネット調査
・調査期間 : 2016年6月24日~6月30日
・調査対象 : 20~50代の男女614名
・調査内容 : 夏から秋の体調に関する意識調査

>>快眠、疲労回復、むくみ解消……炭酸入浴が身体の不調に効くワケ

>>これで秋バテ解消!疲労回復のためのお風呂の入り方

>>身体がだるい……夏の猛暑と台風多発で「秋バテ」悪化注意報!

>>夏の過ごし方でわかる、あなたの秋バテタイプ

監修:渡邉賀子先生

写真:PIXTA

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インフォメーション

メディア掲載情報

  • 2016年9月30日

    川嶋朗先生 読売新聞社「読売新聞(東京・大阪)」(シニア 疲れとれぬ・・・秋バテ注意)

  • 2016年9月19日

    ウーマンウェルネス研究会 テレビ宮崎「スーパーニュース Reらいふ」(今のうちから対策を「秋バテ」対処法)

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