【医師・専門家監修】女性のライフステージにあわせた心と身体の健康情報

特集

2016年12月7日

【冬太り】女性の約6割は冬太りを経験!冷えてる人ほど甘いものを食べてしまう!?

監修:
<全体・運動編>整形外科医 Dr.KAKUKOスポーツクリニック 院長 中村 格子先生
<食事編>管理栄養士 浅野 まみこ先生
<脳のしくみ>脳科学者 諏訪東京理科大学共通教育センター教授 篠原 菊紀先生

ThinkstockPhotos-509533186 2
年末が近づくと、忙しくて疲れがたまり、ついつい甘いものに手がのびてしまうことってありませんか?

20〜50代の女性420名に意識調査をした結果、57.1%の人が冬太りをしたことがあるとわかりました。また、1年の中で冬はもっとも太る季節であり、さらに冬は、最も甘いものが食べたくなる季節だということが判明しました。

冷えと冬太りの関係は?

さらに興味深いことに、冷えと冬太りの関係についての調査では、日ごろ身体の冷えを感じている人ほど、冬太りを経験していることがわかりました(グラフ①)。また、冷えを感じている人ほど、甘いものを好むという傾向にありました(グラフ②)。

248_1

冬に甘いものが食べたくなる理由として、冬は体温維持のためにエネルギー効率のよい糖質を好む傾向になるためと考えられます。その上、寒さ(身体の冷え)から動くことが億劫になり、運動(活動)量が低下するため、太りやすくなるのです。運動(活動)量が減ると、熱を産み出す筋肉量も減ってしまうため、さらに身体が冷えるという悪循環にも陥ります。

甘いものをやめられない理由とその対策は、こちらをチェックしましょう。

>>なぜ甘いものはやめられない?脳の仕組みからその理由を解説!

>>甘いものが恋しくなる年末年始の冬太り予防法 

 

冬こそ代謝アップのチャンス!

実は冬は、代謝アップを狙える季節。冬は基礎代謝が上がり、やせる細胞と呼ばれる「褐色脂肪*1」も活性化します(下図)。てっとり早く甘いものに走るのではなく、冬こそ自分自身で熱を産み出せる身体づくりを心がけ、冬太りしにくい身体を目指しましょう。

*1:脂肪を燃焼し、熱を生み出す働きを持つ組織

248_3

(データ提供:花王)

冬こそ「熱トレ」で熱産生を上げる!

「熱トレ」とは、人が本来もっている「熱産生」の働きを高めて代謝を上げる、ウーマンウェルネス研究会独自のメソッド。運動と食事の両面から代謝にアプローチします。

冬太りを予防する食生活のポイント

①温かい汁もので満足感アップ!
温かいスープやみそ汁は腹持ちもよくて満足感を得やすいので、冷え予防にも最適。具沢山でかみごたえのあるものであれば、さらに満足感がアップ。

②甘いものが欲しくなったら、野菜やタンパク質を積極的にとる!
ビタミン・ミネラルが不足して栄養バランスが崩れているとき、脳は必要な栄養素をとる指令を勘違いして、糖質などのすばやくエネルギーになるものを求める傾向に。そんなときは、ビタミンやミネラルの多い野菜や果物を積極的に食べるようにしましょう。さらに、女性に不足しがちなタンパク質やミネラルの多い肉や魚、豆類もおすすめ。

③甘いものはできるだけ早い時間にとる
どうしても甘いものが食べたい人は、午前中に食べるのがおすすめ。時間が遅くなるほど糖分をエネルギーとして使うことができずに、中性脂肪として蓄積されます。

④日頃から緑茶を飲む
緑茶に含まれる茶カテキンを継続的に摂取すると、脂肪の代謝量が上がります。食事で「入ってくる脂肪」、身体に「たまった脂肪」の両方に効果が見られ、さらに、褐色脂肪を活性化するというデータもあります。毎日の習慣にして、積極的にお茶を飲みましょう。

248_2(データ提供:花王)

>>冬に太りやすい人必見!効果的なお酒やドリンクの飲み方とは?

代謝アップに欠かせない“熱食材”は?

【熱トレ 食事編】食べて代謝アップする効果的な方法とは?

この冬おすすめの熱トレメニューは、「おでん」。代謝アップにつながる熱食材がバランスよく入っています。

>>冬のメニューをひと工夫!太りにくくなるために知っておきたい5つのテクニック

冬こそエクササイズで「熱トレ」

毎日気軽にできて、代謝がアップする熱トレのコツを紹介します。ポイントは、笑顔で続けられて、少し息があがる程度の強度であること。冬は身体が冷えているので、ウォーミングアップが大切です。まずはゆる熱トレから始めましょう。

<運動編>
代謝アップに効果的な運動は、次の3ステップ。
①ゆる熱トレ:タオルストレッチ
②じわ熱トレ:タオルランジ
③スゴ熱トレ:カードスクワット

こちらで具体的なエクササイズの方法をチェックしてみましょう。

>>【熱トレ 運動編】 代謝アップに効果的な運動と生活習慣とは?

<毎日の生活編>
日ごろから手軽に取り入れられるのが、次の2つの熱トレです。
①呼吸法
②歩き方

とくに呼吸法は基礎代謝を高めるカギとなりますので、こちらでチェックしてみましょう。

>>【熱トレ 運動編】 代謝アップに効果的な運動と生活習慣とは?

③入浴法
炭酸入浴剤を使用すると、効率よく血行が促進され、温浴効果が高まり、基礎代謝量のアップが期待できます。
炭酸入浴剤を使って入浴した際のエネルギー消費量(基礎代謝量)を調べたところ、さら湯での入浴に比べて基礎代謝量が増加することがわかりました。

グラフ

概要:
・調査方法 : インターネット調査
・調査期間 : 2016年10月14日~10月18日
・調査対象 : 20代~50代の女性420名
・調査内容 : 冬の食生活と体重増加に関する意識調査

写真:thinkstock

関連の悩み別記事を見る

代謝・脂肪・ダイエット

冬太り

キーワードから探す

あなたの血めぐりは大丈夫? 血めぐりチェック

人気記事ランキング

インフォメーション

メディア掲載情報

  • 2017年4月26日

    ウーマンウェルネス研究会 ㈱埼玉新聞社「埼玉新聞」(“春バテ”不調9割)

  • 2017年4月25日

    ウーマンウェルネス研究会 ㈱神奈川新聞社「神奈川新聞」(■“春バテ”で不調9割)

最新記事