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からだケアレシピ

2018年3月15日

「寒暖差疲労」はこりやだるさにあらわれる!「首温活」で対策を

監修:統合医療医 東京有明医療大学 教授 川嶋 朗先生

タイトル

「季節の変わり目になるとなんだか調子が悪い……。」それは気温や気圧などが日ごとに大きく変動するために、疲れや身体のこり、だるさなどの不調が起こりやすくなっているから。また、朝晩の冷え込みや日々の気温差といった寒暖差も、身体にジワジワとダメージを与えます。こうした「寒暖差疲労」にうまく対応するには、「首温活」がおすすめです。

寒暖差のせいで自律神経はヘトヘト…

暑さを感じると、身体は汗をかいたり、血管を拡張させたりして熱を逃がそうとします。一方、寒さを感じたときは身体が熱をつくりだしたり、血管を収縮させたりして体温を上げようとします。このような体温調整の働きをしているのが「自律神経」です。

気温のアップダウンが激しいとき、自律神経は目まぐるしく変化する状況に対応するため働き続けます。その結果、エネルギーを使い果たし、機能が低下してしまうのです。

自律神経が疲れて働きが悪くなると、疲れ、だるさ、眠気、腰痛、冷えなどさまざまな不調が起こりやすくなります。また、寒いときには首をすくめたり、肩に力が入ったりするため、首や肩がカチコチにこってしまうこともあります。

自律神経の乱れを整えるための方法とは?

首温活で寒暖差疲労対策を

寒暖差疲労対策のポイントは、常に身体を温かい状態に保ち、寒さを感じにくくすること。身体が感じる温度が安定していれば、体温調整のためのエネルギーを使わずにすむため、自律神経の機能が低下しにくくなります。

自律神経の機能を高めるためにおすすめの方法が、首を温める首温活です。それには大きく2つの理由があります。

1つめの理由は、首には太い血管が通っているから。首を温めると、血管内の血液に温度が伝わります。温まった血液が全身に送られることで、内臓や手足の先までぽかぽかになるのです。
2つめの理由は、首には温度にも反応するセンサーがあるから。首を温めることで副交感神経が優位になるため、身体がリラックスして血流がよくなり、身体が温まりやすくなります

おすすめの首温活は、次の3つです。

●温熱シートや蒸しタオル
肌に直接貼れるタイプの温熱シートや、電子レンジで温めた蒸しタオルで首の後ろ側を温めます。蒸気の熱は身体により深く、広く伝わるため、全身がさらに効率よく温まります。

●ストールやネックウォーマー
首を温められるグッズをもち歩き、こまめに体温調整を。暑いときは外してOKですが、「寒いな」と感じる前から温めておくことが、寒暖差を感じにくくするためのポイントです。

●炭酸入浴
38〜40度のお湯に炭酸ガス入りの入浴剤を入れて、首までつかりましょう。10分ほどで全身の血行がよくなり、疲れや冷えの解消にも効果的です。

[首温活のすすめ]冷え・疲れ解消は「首」の温めが効果的

春の寒暖差に要注意!

春先は「三寒四温」といわれるように、気温や気圧が変動しやすいもの。1週間のうちで最高気温が約15℃も違うことがあり、寒暖差疲労に悩まされやすい時期が続きます。
また、春は新生活がスタートする時期でもあり、新しい環境や人間関係によって緊張すると、無意識のうちに身体に力が入り、全身がかたまってしまいます。こういった状態では交感神経が優位になりやすいため、血めぐりが悪化し、疲れがたまってしまいます。
自宅だけでなく、オフィスでも手軽にできる首温活を取り入れて寒暖差対策をし、春を気持ちよく過ごしましょう。

写真:Thinkstock / Getty Images

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