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2018年9月14日

イライラ、めんどくさい…お疲れ気味の心を癒やす3つの「デジバテ解消法」

監修:医師、医学博士、健康科学アドバイザー 福田 千晶先生

「つながりっぱなし」のデジタルライフが引き起こす心身の不調とは

スマホにパソコン、タブレット端末など便利なデジタル機器に支えられている日。しかし使い方を一歩間違えると身体や心に不調が起きてしまうことも……。今回は、デジタル機器との“つながりっぱなし”が心にどんな影響を与えるのかをくわしく紹介します。

「いつでもスマホ」が心の疲れに

ウーマンウェルネス研究会の調査の結果、94%の人がスマホを休みなく使用しており、約4割の人が寝る直前になってもスマホから離れられない、デジタル機器との”つながりっぱなし”の生活をしていることがわかりました。

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さらに、寝る前にスマホを使うことで、「すっきり起きられない」(68%)、「だるい」(53%)など身体への影響だけでなく、「朝からやる気が出ない」(44%)、「集中力の低下」(37%)、「仕事にやる気が出ない」(33%)と、多くの人が精神的な影響を受けていることもわかりました(グラフ①参照)。

グラフ①

寝る前のスマートフォン使用による翌日の影響

デジタル機器との“つながりっぱなし”の状況が引き起こす、心身の不調の総称を当研究会では「デジバテ」と呼んでいます(表①参照)。

表①

デジバテのメカニズム

「やる気が起きない」「イライラする」「集中力が落ちる」など、メンタル面の不調はもしかしたら「デジバテ」のせいかもしれません。

デジタル機器によって心が疲れる3つの理由

デジタル機器と”つながりっぱなし”になることで、なぜ心が疲れるのでしょうか? それには次のような理由が考えられます。

(1)興奮状態が続きやすい

寝る前にスマホやパソコンから流れてくる面白そうな情報をつい追ってしまうことで、リラックスタイムのはずが軽い興奮状態となり、疲れがとれなくなってしまいます。

(2)常に時間を拘束されやすい

「誰かから連絡が入るかも?」「連絡が来たら返信しなくちゃ」と、いつも気になってしまい、デジタル機器に拘束される時間が長くなってしまいます。

(3)他人と比較しやすい

SNSを見て、「あの人、素敵」「うらやましい」と、つい自分と比べてしまうと、落ち込んだり不安になったりします。SNSはキラキラした情報でいっぱいなので、こうした不安感、焦りが続いてしまいます。

実際、デジタル機器によって便利になったはずが、逆に振り回されて心の芯からリラックスできない状態に陥り、心身ともに不便を感じている人は多いのではないでしょうか。デジタル機器の使用時間が長くなることで、運動や睡眠、趣味に費やせる時間が減ることも、心の疲れに影響していると考えられます。

デジタルライフが引き起こすさまざまな不調

・睡眠の質が低下
自律神経の乱れやブルーライトの影響で、睡眠の質が低下してしまいます。
・食べ過ぎ、肥満
心の疲れを癒そうと食べ過ぎてしまい、太りやすくなります。
・胃腸の不調
スマホ使用中はずっと前かがみの姿勢が続くため、お腹が圧迫されて胃腸に不調が起きやすくなります。また、首や肩がこったり、頭痛が起きたりすることもあります。
・疲れがとれない
心がスマホからの情報にとらわれて充分にリラックスできないため、体力は使っていないのに疲れがとれにくくなります。

デジバテを解消する3つの方法

デジバテを解消するには、思い切ってデジタル機器から離れるのがいちばん。夜間やプライベートタイムなら、SNSやメールへのリアクションが遅れても、それほど問題はないはず。短時間でもかまわないので次のような対策を取り入れ、デジタル機器と距離を置く時間をもちましょう。

1.スマホの置き場を決める

家の中ではスマホをもち歩かないよう、スマホ専用の場所を作って置き場所を固定しましょう。また「22時を過ぎたらスマホは使わない」など、自分でルールを作るとベター。寝る2時間前からデジタル機器を見るのをやめると、ブルーライトの影響を受けないため、睡眠の質が良くなります。

2.ゆっくりお風呂に入る

お風呂は水気があるため、デジタル機器をもち込みにくいところ。デジタル機器から離れて、ゆっくり入浴することでリフレッシュすることができます。休日には温泉やスーパー銭湯でリラックスするのもおすすめです。

3.目もとを温める

アイマスクや蒸しタオルで目もとを心地よく温めます。目もとを温めることで緊張がほぐれリラックスモードに。また、目もとを覆っている間は画面を見られないので、デジタル機器から離れることができ一石二鳥。

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写真:Thinkstock / Getty Images

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