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2018年9月14日

金曜日はなんだか目が小さく見える…それって「デジバテ」かも!?

監修:医師、医学博士、健康科学アドバイザー 福田 千晶先生

金曜日はなんだか目が小さく見える…それって「デジバテ」かも⁉

疲れているときって、なぜか顔が老け込んで見えたり、目が小さくなったような気がしませんか? 実はそれ、気のせいではありません! 最新の研究によって「疲れによって目が小さくなる」ことが明らかに。そのくわしい内容と対策をご紹介します。

その疲れ、「デジバテ」かも

仕事が忙しい、運動をしすぎた、ゆっくり寝られない……日常の疲れの原因はさまざま。中でも近年、注目されている疲れや不調に「デジバテ」があります。デジバテとは、ウーマンウェルネス研究会が命名したスマートフォン(スマホ)やパソコン、タブレット端末などのデジタル機器の使用によって起こる心身の不調のこと。

デジタル機器は、生活に欠かせないツールですが、「インターネットとつながりっぱなし」の状態は、心と身体の両方にじわじわと影響を与えます。

当研究会の調査によると、「デジタル機器とのつながりっぱなしで心身の疲れを感じる」人の割合は約6割にも上ることがわかりました。

朝から眠い、だるい…約6割が実感する「デジバテ」*とは
朝から眠い、だるい…約6割が実感する「デジバテ」*とは

デジバテは「目の開き具合」にあらわれる!

しかし、デジバテは自分で気づきにくいもの。最新の結果から、意外なことがわかりました。

(1) 疲れは開眼度でわかる

病院の集中治療室(ICU)に勤務する30〜40代の女性看護師25人に協力してもらい、休日明けと夜勤明けの2つのタイミングで「疲労感」と「開眼度(※)」を測定しました。
その結果、夜勤明けの疲れているときのほうが開眼度が低く、目が小さく見えることがわかりました。疲労と開眼度は相関していることから、「開眼度は疲れのバロメーター」と言えます。

開眼度と疲労の関係

(N=25)

(2)1週間の疲れのピークは「金曜日」

2つ目の試験では、パソコンを使うデスクワークを1日約5.5時間行う20〜50代のオフィスワーカー44人の協力を得て、月曜日・水曜日・金曜日にそれぞれ朝・昼・夕方の開眼度を測定しました。
その結果、デジタル環境にいる人は、金曜日に開眼度が低下する人が最も多い(45%)という結果に。つまり、多くの人が週末まで疲れをためこんでいるのです。

※開眼度……目の開き具合のこと。実際の黒目の直径に対し、外から見えている黒目の直径の比率をパーセンテージで表した数値です。

週末まで疲れをためない3つのデジバテ解消法

一日の疲れはその日のうちにとって、週末にはぱっちりした目もとで元気に過ごしたいもの。そのためには次のような方法で、目もとと心身の両方をケアするのがおすすめです。

(1) 肩や首のストレッチ

肩や首を大きく動かすことで筋肉をほぐし、リラックス。頭部の血行が促進されて目もとの血流がよくなり、目の疲労回復にも役立ちます。

① 首を回す
頭を前に倒し、頭頂部で大きな円を描くように、右、後ろ、左、前と首を数回ゆっくりと回します。反対側も同じように回します。

② 肩を回す
両手をそれぞれ肩にのせ、ひじをぐっと後ろに引きます。そのままひじを上にもち上げ、前を通って元の位置に戻します。ひじで大きな円を描くイメージです。肩だけでなく、首や胸、二の腕の筋肉をほぐすことができます。

(2)目もと温め

30代女性オフィスワーカー11人に蒸しタオルで目もとを温めてもらったところ、温める前に比べて疲労感が低下し、開眼度がアップ。

また、目もとを温めると、リラックス感が高まることもわかっています。蒸しタオルのような湿った熱は、身体を深く、広く温められます。

(3)頭部のマッサージ

両手の指を大きく広げて頭を包み込み、指先に力を入れて頭皮をもみほぐします。頭頂部、耳のまわり、後頭部と首の境目など、押して気持ちよく感じられるところを重点的にもみほぐしましょう。

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写真:Thinkstock / Getty Images

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