「『自律神経』は、血管を収縮させる働きをする『交感神経』と、血管を拡張する働きをする『副交感神経』から成り立っており、人は1日の中で、両者の働きをバランスよく切り替えることで、全身の「血めぐり」が良くなり、体温を正常に保つことができるのです。
『自律神経』のバランスが乱れ、血めぐりが悪くなると“冷え性(冷え症)”を引き起こしてしまいます。
特に、今年の秋の異常気象に端を発し、自律神経のバランスを極端に乱す可能性があり、その状態を寒さの厳しい冬まで引きずってしまう“乱天候冷え(らんてんこうびえ)”に悩まされる方が多いと考えます。
『交感神経』と『副交感神経』の活動リズムを整える、すなわち“交副(こうふく)リズム”を整えることで、“乱天候冷え(らんてんこうびえ)”の対処をすることが重要です」